預金と投資と自助努力?

資産形成の重要性、資産運用の必要性、ライフプランのシミュレーション…

なんて言葉が続くと私はすぐに拒否反応をおこす。

目を覆い、耳をふさぐ。

冷静に考えると、問題の先送りをしている場合じゃない。だって私はアラカンだから。

生きるとはリスクの連続。そんな絵本を読んだことがある。なんだっけ?検索したけどどれか思い出せない。その絵本持っていたと思うけど…引越の後、しまいっぱなしで…、きっとカビ臭いはず(怖)と探すのあきらめた。(←整理しろよ!)

「リスクなんてどこにでも転がってるやん。ずっと怖がっていても、起きるときは起きるし、起きないときは起きないものなんだよ。だったら、リスク受け入れつつ楽しく生きようよ」って的な話だったと思う。

とりあえずタイトルに従うリスクを考えてみよう。以下の4つのリスクについて。

長生きリスク…「老後2000万円問題」が話題(注)になった。公的年金じゃ足りないから金融資産を前もって準備しようってこと。
注)金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(令和元年6月3日)https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

預金のリスク…通常、元本は減らないけれど、金融機関が破綻することもある。破綻した場合は、元本1000万円(+利息)まで保護される。ちなみに預金利息は課税される。税率20.315%。税引き前の普通預金金利は0.001%~0.2%、定期預金金利は0.002%~0.3%くらい。

投資のリスク…元本は減るかもしれない。ギャンブルのようで怖いという声もある。利益が非課税になるNISAが有名。

何もしないリスク…今さら預金もできないし、投資なんて未知の世界。いつ死ぬかわからんし、今を大切に生きようぜ的な投げやり感あり。

それを踏まえ、ちょこっとお勉強したこと。

つみたてNISA、一般NISAが2024年から新しいNISAに変わる。

以下引用 金融庁

・非課税保有期間の無期限化
・口座開設期間の恒久化
・つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
・年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
・非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)

どういうこと?って方に、たるまちの的な解釈をする。間違っているかもの自信がある。(←ダメじゃん)
文中の「つみたて」とは積立のことである。毎月同額を買っていくこと。

一つ目、非課税で保有できる期間が無期限になった。ずっと売却せずに持っておける=好きな時に売却できる。

二つ目、現行のNISAには口座開設期間があった。いつでも開設できるようになる。

三つ目、現行のつみたてNISAがつみたて投資枠へ、一般NISAが成長投資枠に変わる。年ごとに変更できたが併用できなかった二つのNISAが併用可能になる。

四つ目、現行の投資額より額が増えた。

五つ目、非課税で保有できる枠が再利用できる。現行は売ったらその枠はカラになっている。

以上だ。

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始めてみようって思ったら、金融機関の資料で確認しよう。すでに銀行などで勧誘されているかもしれない。

一番難しいのが銘柄選びだ。銘柄は指定された中から自身で選ぶ。ここが肝!ハイリターンは値下がりのリスクもあるけれど、自分で決めろよってこと。人気の銘柄だから大丈夫とも言えない。

少額投資からやってみようってなわけで、たるまちのが2年前からやってみた感想…最初の一歩さえ踏み出せば怖さを忘れる。

これは怖いことだ。くれぐれもリスクがあることは忘れずに。

最後に、売却時まで利益は確定しないので、売却するタイミングを見極めることである。動向に注意である。下がりっぱなしで売却するかもしれないリスクが一番怖い。