温泉と石仏群

温泉といえば大分県!日本一の湧出量、おんせん県おおいたである。今回訪ねたのは、臼杵市。国宝臼杵石仏(磨崖仏)である。

磨崖仏(まがいぶつ)とは、岩壁や大きな石に彫られた仏像である。その磨崖仏の多さも大分県が際立っているらしい。

な~んてことを訪れた目的かのように書いたけれど、実は違う。私が息子に旅行へ行こうと提案し、どこへ行く?宿泊先は?の問いに、とりあえず大分?と答えたらからである(笑)。

大分県は私の住む福岡県の隣接県である。子どもの頃から日帰りでも訪れていた県である。ちなみに佐賀県、熊本県、山口県も日帰りできる。そういや、長崎県も日帰りしたことあるし、高速道路を使って鹿児島県の出水市にも年始に日帰りで鶴を見に行ったこともある。宮崎県はちょっと遠いイメージ。

私の住む地区は観光客などほとんど来ない。門司港レトロは外国人も多いけれど。どうだろう?福岡県は近隣県よりも観光名所が少ない?知らんけど(笑)。

話を戻そう。大分のどこよ?別府?わかった。別府なら温泉だよね、温泉あるホテルにしよか、じゃホテル取るわ、となった。で、どこ行く?地獄は何度か行ったしな。(地獄とは別府地獄めぐりのことである。7つの地獄をめぐる。)考えとくわ。…がいつの間にか出発当日になってしまった。なんとかなるだろうとそのまま出発した。

途中、昼飯に寄ったお店。

日帰りできる大分県で宿泊先予約している時点で観光せんのももったいないやん?っで、どこ行くん?と息子。やばい決めてなかった…とっさに「臼杵石仏にする」と私は答えた。ナビのルートを宿泊予定のホテルから臼杵に変更する。

「石仏って前も行ったとこ?」と息子。「知らん」と私。何度も大分に行っているので、すでに観光地制覇しているような気になっていたが、そのほとんどが誰かに連れて行ってもらった場所。自ら計画を立てたことはない。

だが、息子にも大分といえば?と問えば、「宇佐神宮」「やまなみハイウェイ」「湯布院」…「耶馬渓」…あれ?あれって大分やった?熊本?と言う始末である。私たち親子は、熊本は高速道路九州道の大牟田の先、大分は国道10号線豊前の先という大雑把な認識しかない。(←ダメじゃん!)

平日だったこともあり渋滞もなく、すんなり臼杵市に到着する。といっても出発が昼前なので、臼杵石仏に入ったのは15時半過ぎ。

声優の小野大輔さんが仏像の音声ガイドをしていた。スマホで読み込むだけで聞ける。

ん?既視感が全くない。臼杵石仏は初めての場所だ。なんなのこの圧倒される感じ。岩壁に彫刻ってすげーな。私なんか雅印を彫っただけで満足していたのに。あれ?小野さんのガイド割と長くて見終わった後も続いている(笑)。もっとゆっくり見るものなのね。

さて、最後の古園石仏を見終わったので別府へ向かう。向かうというか方向的には戻るというか。

(大日如来)

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別府駅近くのアマネク別府ゆらりが宿泊先である。外国人が多かった。他国から独りで来ている若い女性もいた。

夕食は歩いていけるお店へ。

途中、別府タワーが見えた。

ホテル室内。温泉は大浴場とプールで。ちなみに私は温泉に入っていない(笑)。部屋風呂オンリー。でも水が柔らかかった。

朝食兼昼食は別府湾沿いのホテルへ。アマネリゾート晴海にある「海鮮料理 えいたろう」で。マジ、旨いわ。とり天ってこんな旨かったっけ?

食後のコーヒーも無料。

近くで土産を購入し、ノンストップで帰宅した。息子よ、運転お疲れ!

今回は、臼杵石仏のみの観光となった。次はちゃんと観光計画立てて行こうと心に誓う。