投資と現金とインフレ

日経平均株価が上昇し4万円台になったとニュースで騒がれていた。外国人が買ったとか新NISAの影響だとか記事がちらほら出ていた。そもそも株をやっていた人たちは新NISAの限られた金額の中には到底おさまらないだろうから、わざわざ持ち株を売って買いなおしたりはしないだろう。追加買いはあるかもしれないけど。

私は、まだ株は持っていない(笑)。今年は新NISAで株を買おうと思っていたのだが、NISA口座の移管が間に合わなかった。逆に間に合わなくてよかったともいえる。NISAの弱点は損失が出たときに他の利益との相殺(損益通算)ができないし、損失繰越控除もないことだ。

いや、まだ株価下がってないけど。こんなに上昇したら一気に下降もあるのではと疑っている。NYダウ株価も上昇したし、私の保有している投信も株価の影響を受ける。含み益はあくまでも現在「益」なだけで、一気に下降すると「益」が「損」に変わる。

上記の理由で利益確定のため2月に一気に解約した。後から考えると全部解約せんでもいいやろとも思う。徐々に確定すればよかったのだろう。このあたりは初心者だから(笑)。

また、為替レートも151円台の円安ドル高である。一昨年くらいは105円くらいじゃなかった?どんどん円の価値が下がってる感じがする。現金がマイナスになっている感じ。3月19日、日銀が金融緩和解除を決め、政策金利をわずかに引き上げた。それでも為替はまだ151円台である。

景気が回復してきたわけでもないのに、物の値段もどんどん上がっている。明日からまた約2800品目が値上げ。大手企業で大幅賃上げされるようだが、賃上げのない企業だってある。再来年度には少子化対策で社会保険料まで(上乗せ)値上げする。

生活は苦しくなるばかりじゃないか。老後のために現金で貯蓄していたら実質目減りする。

だから、私の最近の検索キーワードは「インフレ対策」である。すぐに「資産運用」と出てくる。資産運用ってまとまったお金が必要じゃない?そりゃ、積立投資はしているけれど、こないだ解約したばかりだし(苦笑)。

株はゼロになることもあるから慎重にならないと。やっぱり四季報でも買ってくるか?あ、読み方すらわからんわ。

ってなわけで近頃やたら経済本を読んでいる。とはいえ、読んでも「わかった!」とならない私の頭。まだまだお勉強が必要なようだ(いっそFPの勉強もしようかな)。