フォトブックとは写真アルバムである。
といっても、デジカメ主流な時代である。フィルムを現像して写真をアルバム台紙に貼っていたイメージで作成することができる。もちろん、記録した画像をプリントしてアルバム台紙に貼ることもあるだろう。画像を個別にプリントせずにPC(またはスマホ)を使いインターネットオンラインツールを使ってアルバムが出来上がるのがフォトブックだ。
デジカメで撮った画像はなかなかプリントしないというあなたにはおすすめである。
あなたのPCやスマホにまだプリントされていない画像がたくさんあればこの機会にフォトブックを作成しよう。
さて今回、私が試してみたのが「しまうまプリント」だ。
なんと、価格は198円(税抜き)から!1冊単位で作成することができる。
大量に作ることもない。子どもの成長日記にも使える。用途はいろいろである。たとえば、七五三や運動会、入学式、敬老の日、夏休みの日記、結婚式、写真でつづる自分史なんかも!
操作方法もサイトでしっかり説明されているため安心して作成できる。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にレイアウト可能だ。
印刷機器は、Fuji Xeroxの業務用カラーレーザー印刷機が使用されている。
PCでサービス利用手順
1.サイトにアクセスする。
2.「今すぐ作成する」ボタンをクリックする。
その前に、「作り方を確認する」ボタンをクリックし、操作方法を確認しておこう。
3.商品サイズを選択する。途中で変更も可能だ。
今回は文庫本サイズ(105×148mm)36ページを選択した。(198円(税抜))
「文庫本サイズでフォトブックを作成する」ボタンをクリックする。
4.画像をアップロードする。
アップロードする前に素材画像(JPEG)をあらかじめ選んでおいた方が楽だ。
推奨画素数:文庫サイズ1,530×2,122px
今回はホームページやインスタグラムに使った画像を使用したため、画像サイズは約1200×1000内のものを使用した。試しにはがきサイズで手元のプリンタで印刷してみた。画像が粗いのは承知の上である。縦置きなので、縦長の画像の方がきれいにおさまる。新規フォルダを作成し、必要な画像をコピーしておこう。
アップロード選択時に、Ctrlキーを押しながらクリックすることで複数の画像選択ができる。
注意したいのが、以下である。つまり、いくら応援していても勝手にヨンファの写真集を作ってはいけないのだ。
ご注文をお断りする場合の例
スポーツ選手、タレントなどの著名人の画像、卑猥・暴力的な画像
他人の著作物であるキャラクター、イラスト、広告、ポスター、絵画作品、印刷物やWEB画像の転用、商標、ロゴなどの画像
5.表紙画像とタイトル、サブタイトルを入力する。
配色やフォントも選べる。
6.右の操作ウィンドウでレイアウトに切り替える(下のボタン)。使用するレイアウトを選び編集画面にあるページにドラッグ&ドロップする。
画像とテキストのレイアウトを選ぶと文字入力も可能だ。
7.右の操作ウィンドウで画像に切り替える(下のボタン)。画像をページにドラッグ&ドロップする。
横長の画像を使った場合、配置後画像をドラッグ&ドロップするとトリミング調整が可能。
以後ページ最後まで、これの繰り返しである。
8.画面下にある「プレビューボタン」をクリックする。プレビューで確認する。
9.「フォトブックを注文する」ボタンをクリックする。
会員登録をしていないと先に進めないのでここで登録を行う。必要事項を入力する。
10.配送先、配送方法、支払方法を入力する。
私の場合は、メール便でコンビニ後払を選択した。なお、クレジットでの支払なら手数料が無料である。
(198+90+250)×108%=581円(税込)
あとは配送されるのを待つだけである。
配送されたらまた、画像をアップするので見に来てね!
今回のおすすめポイントは…
やはり、試してみたい価格であること。いきなり上質な2000円のものを注文するには躊躇するが、この価格帯なら自宅のプリンターを使うよりもだんぜんコストが低い。最近のプリンターはやたらにインクが高い(苦笑)。
2017/8/19追記—
8/16 18時過ぎに注文したフォトブックは、8/19 12時過ぎに福岡県にある私の家に到着!(8/17 22時前に発送メール有)差出は鹿児島県。
さて、ここからフォトブックを画像で紹介する。
まず、包装である。
包装の表面は厚めのフィルム。豆腐のフィルムのようである。手で開けようとしたが、開かない。息子(webネーム:たるまちのこ)に試してもらったが、やはり開かない。ハサミを使って開けた。
包装の裏面。商品のフォトブックが傷まないようプラスチック製で守られている。
大切にされている感じがするこの言葉。
次に、フォトブックだ。何気にドキドキする(笑)。
表紙カバー。裏表紙は白紙。カバーめくった本体の表紙と裏表紙は白紙である。
背表紙。36P分の厚みなのでフォントサイズちっちゃ(笑)。
続けて、各ページをレイアウトごとに紹介する。
写真3点レイアウト
見開きレイアウト
文字入りレイアウト
最後はサイズである。文庫本サイズ(105×148mm)。
ポストカードとサイズ比較。ポストカードより若干横幅が広い。
198円(税抜)でこの仕上がりには大満足!今回の場合、画像をweb用にリサイズしたものを使ったので、粗さは出ている。特に表紙と見開きページ。これは元画像を使えばいい。
ペットを飼っている友達に伝えたい。カメや猫の成長記録、モデルのように写してぜひフォトブックに!と(笑)
もっと大きいサイズで作ることで立派な記念品になる。この世界にひとつだけの命を祝う、その気持ちを誕生日お祝いアルバムで表現する。彼(彼女)との思い出アルバム。卒業写真でクラス、クラブの記念アルバム。PCやスマホに眠ったままの写真をぜひカタチにしよう。
そんな気持ちにさせてくれるフォトブックだ。
最後にひとつだけネガティブ感想。webオンラインサービスの動きが少し重い。環境によるものかもしれないが、思ったようにサクッと動かず少しじれったい。もっとサクッと動くとうれしい。
総じて、満足なサービスである。Instagramにアップしている元画像を使ってフォトブックを作成することもできる。現在、カメラを使っているのは、写真好きのひとたちだけではない。そういうひとたちも簡単にフォトブックが作成でき、1冊から注文ができるので、幅広い用途に使える。
まず1冊作成し、仕上がりに納得できたら配布用に増刷しよう。もらっても負担になるほどの金額ではないので、プレゼントにも最適である。
また、画像のプリントも1枚6円から、という安さである。フォトブックにするほど画像がないという方にはこれもおすすめである。
Tポイントがたまるプリントもある。ポイントを貯めて使ってプリントしよう!1枚6円から。