福岡県太宰府市にある太宰府天満宮の花菖蒲を見に行った。
ライトアップされた太宰府天満宮は初めてだ。
日暮れ時の本殿。
太宰府天満宮といえば、菅原道真、飛梅、梅ヶ枝餅。「学問・至誠・厄除けの神様」で、受験時期は合格祈願の参拝客も多い。 名物は梅ヶ枝餅だが、梅ヶ枝餅は筑豊でも色んなお祭りや出店でよく売られているので、比較的簡単に手に入る。1個120円。
天神さまと呼ばれている菅原道真の有名な和歌と言えば…
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
平安時代、政略により左遷されこの別れの歌を詠んだ。平安京は現在の京都市である。
解釈すると「東風(春の風)が吹いたら匂いを届けてくれ梅の花よ。主人であるわしがおらんでも春を忘れるじゃないぞ」
おみくじを引くと…おおっ!この歌だ。
おみくじの色は時期によって変わっている。今は花菖蒲の季節なので色は紫である。
そして、道真を慕って、都にある自宅から一夜にして飛んできたと伝えられる「飛梅」。
6月の飛梅は…緑である。←当たり前やろw。
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灯篭には蝋燭がある。←当たり前やろw。でも、ライトだったりするかもと…やはり覗いてみる。
月が見える楼門。
日も暮れた楼門。
そして、目当ての花菖蒲。
夜は白が映える。←単なる腕の問題か?(笑)
土曜日の夜だが、人影はまばらだった。皆カメラでパシャパシャ撮っていた。
夜の撮影は難しい…失敗多い私(涙)…マジでデジカメの時代でよかった。
夜9時前の月。
いつもは太宰府駅側から参道を通って、心字池に架かる三つの赤い太鼓橋を渡って本殿へ向かう。一つ目の橋が「過去」、二つ目が「現在」、三つ目が「未来」をあらわす。池の形が「心」の字だから「心字池」という。
実は、さだまさしが「飛梅」を歌うまでその意味を知らなかった中学生の私。一気に太宰府天満宮へのイメージが変わった単純な私。でも、いまだにそれを意識しながら渡ったことはない。過去の橋までは意識するんだが、なぜだか二つ目から意識できなくなる…不思議である。
ライトアップ期間だから、駐車場は太宰府駅側の太宰府駐車センター(筑紫台高校前)も営業していると思い込んでいたら17時で閉門されていた…(苦笑)西門側(本殿に一番近い入り口)に移動する。太宰府パーキングもあるが、民間のパーキングの方がより境内に近い。
太宰府天満宮
http://dazaifutenmangu.or.jp/
花菖蒲夜間照明(公式サイトから引用)
初夏の風物詩「花菖蒲」の季節を迎えます。
・照明期間:6月1日(木)~18日(日)
・照明時間:19時30分より21時まで
・期間中閉門時間:金・土・日曜日 21時 月~木曜日 20時
駐車場情報(公式サイトから引用)
駐車可能時間:8時00分~17時00分
A.太宰府駐車センター
福岡県太宰府市宰府1丁目12-8
大型バス・マイクロバス26台、普通車850台、バイク15台
駐車料金(環境税含む):大型 2000円、マイクロ 1300円、普通車 500円、バイク 250円
B.太宰府パーキング(普通自動車のみ)
福岡県太宰府市宰府3丁目3-37
普通車48台
駐車料金(環境税含む):最初の1時間400円、後30分ごと100円
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